seabass3

◆Text & Photo HTML/CSS by 利助 2006 ◆Edit by seabass3 2006
Camera Canon EOS30DCanon EOS KissDigital NCanon EOS KissDigital  Lens SIGMA17-70mmCanonEF-S60mmMACRO F2.8TokinaATX M100PRO D他

【ご注意】
★注釈の番号をクリックすると解説にジャンプします(戻る時はブラウザの戻るボタンで)
★ベテランには「物足りない」、ビギナーには「難しい」テキストとならないよう、コテコテ部分はすべて注釈にまとめました。
★自生地に関するお問い合わせにはご回答いたしかねます
★睡蓮鉢による水生植物、生物の育成はビオトープの一表現形態であり、すべてではありません
★テキスト・画像には著作権が存在します


◆自作花束◆

2006年2月に副管理人大麻さんを囲む会の集合(*1)だけさせて頂いた際に(笑)seabass3から速攻で仕立てを頼まれましたので今回も出番となりました。実は植物の準備から記事作成まで嫌いではなく、積極的に好きですので二つ返事で引き受けてしまいました。
余談ですが大麻さんは細身の渋いおじさんで、乗り合いの釣り船でよく隣に坐って私より多く魚を釣るタイプでした。(何書いているかワカラン^^;)恐い人かと思っていましたが私の方が余程恐そうでした。勝ったネ。憧れのへんPさんも予想通りお美しい方で短時間でしたが楽しゅうございました。

当日は当初雨の予報でしたが、ベランダ作業なので雨天決行で、と思っていました。ところが一転私の日頃の心がけが雨男パワーを凌駕し曇りになりました。seabass3家最寄の駅で待ち合わせ、早速仕立てに向かいました。
seabass3家は相変わらず綺麗で立地も良く羨ましい限りですね。私の家は駅まで徒歩25分、バス便もない田舎道をトボトボ歩くのですが出勤途中にカワセミ、帰り道ではコウモリの乱舞が見られます。(実話)少し道を外せばホシクサやミズネコノオが自生する水田も見られますので自然が豊かと言えば聞えは良いのですが・・・。
家族はハッピー、お父さんは通勤でヘトヘト、seabass3家とこの差は何だ!・・・あぁ愚痴ってる場合じゃないっすね(^^ゞ

とりあえず精神統一(笑)として持参した庭で育てた草花を生けました。何とか流(忘れた)の奥さんの薫陶を受け、私も裏リス家流家元の腕前です。(大ウソ)
時期が合えばバラやクレマティスが全開でしたが、初夏の草花オランダカイウとアルストロメリアです。オランダカイウは巨大なクリプトの花という趣ですが、その通り同じサトイモ科です。アルストロメリアは「インカの百合」とも呼ばれますが、ユリ科ではなくアルストロメリア科の多年草です。
こうして見るとなかなか綺麗ですが、実は庭に勝手に生えてきました。家を建てる前の土地が花畑だったので生き残っていたのでしょう。同じくハナニラやアヤメも最初からあったのでちょっとお得な気分です。殺虫剤なしなので、花瓶に生けた後に小さな芋虫がテーブルを這うという落ちが付きました。(汗)


Episode0 裏リス家流は無力だった事件】
後日譚。やはり裏リス家流の生花はまったく無力だったようで、

素人が適当に花瓶に突っ込み、かなり偶然の侘び・寂びを狙う奥義

は全く通用しませんでした。(当然ですが)小原流のseabass3の奥様が綺麗に生け直して下さったそうです。お手数をおかけいたしました。
このようにseabass3、fumirisuさん、ワタクシとアクア界でちょっとは知られ、ビギナーの方から見れば鬼のように見える親父3人が集まっても女性1人の力に敵わないことがあります。というかそういう事の方が多いような気が(汗)。

いいかね、底床のバクテリアってのはだな・・
硬度が高いと二酸化炭素がだねぇ・・
まったく分かりません、どなたか!
(これは違うか(^^ゞ)

とか色々言ってますが、実態は「だいぶ暖かくなってきた今日この頃、水草も殖えたので水槽を1本増やしたいなぁ、なんて思うんですけど」と文字数費やして下手に出ても「ダメ」とカタカナ2文字で却下されてしまう、ちょい悪親父ならぬ「ちょい立場悪親父」が真の姿です。異論はありませんな、お二方。



◆睡蓮鉢◆

ワタクシ自分でも軽く8つほど睡蓮鉢やらプランタービオトープやら維持しておりますので立上げはお手の物ですが、このような貴重な睡蓮鉢は初めてです。なんとseabass3のご母堂がお手ずから焼いた(*2)という世界に一つだけの睡蓮鉢です。仕立てる手つきも自ずと慎重になろうと言うものです。私も優雅な睡蓮鉢が欲しいので近くを通る度に笠間や益子(*3)をのぞきますが、財布が白点病にかかる程高いので、いつも指をくわえております。

さて今回はfumirisuさんに多大なご協力をいただきました。皆様もちろんご存知だと思いますが、感謝と尊敬を込めてご紹介をいたします。

fumirisuさん
職場に巨大な池があり管理を任される程の達人です。植物のみならず魚類、両生類、昆虫類にも精通される先人。今回はメダカの支援をお願いいたしました。日頃「隊長」と立てて下さいますが、実はご本人は相当な知識と実力の持ち主です。
掲示板の文章が少し硬いので「恐い親父」の印象もあるかと思いますが、優しい洒落の分かる良い人です。年上の方に対して失礼ですが良き友人だと思っています。

さてseabass3ですが、実は準備段階で最大のポイントとなる痛恨のミスをしてしまいました。ご本人の許可も頂きましたので(笑)多少の脚色交えてご紹介を。


Episode1 seabass3レンガ事件】
睡蓮鉢はある程度水深がありますので用土に直接植えられない抽水植物もあります。今回その種の植物は鉢植にしたのですが、それでも完全に水没しないように事前に足場としてレンガを2つご用意頂くようにお願いしていました。100円ショップで調達するとご連絡があり安心していたところ前夜メールが来ました。

隊長、大変です!レンガが沈みません!

さすがの私もまさか沈まないレンガがあるとは夢にも思いませんでした。水を吸えば沈むのかな?と思い「何とかなりますよ」と返信しましたが、実物見てビックリ!何と発泡スチロール製のレンガでした(笑)。これでは三匹目の子豚も助かりません。狼の鼻息で跡形も無くすっ飛んでしまいます。
店で持って見た時に「妙に軽いな」と思われたそうで、店員に「沈みますか?」と確認はされたそうですが、店員は「う〜ん」と考え込んでノーレスだったそうです。それを「2つ」と指定したにも関わらず4つも買ってしまうとは・・。しかし!それ以前に!

発泡スチロール製品を手に取ってみたら分かりそうなものだが?

という点が非常に不思議でした(汗)。この何とも言えない「おかしみ」と素直さがseabass3の最大の魅力なんでしょうね。私やfumirisuさんのような濃い目のキャラをはじめ、老若男女遍く「何とかしてあげたい」と思ってしまうのは最大の人徳だと思います・・・という事で宜しいでしょうかICHIさん(笑)。
とりあえず余っていた植木鉢を逆さまにして足場を作り事なきをえました。



◆植物◆

今回はズボラな多忙なseabass3が維持しやすいように一部を除きすべて多年草(*4)を選びました。多年草は冬に地上部は枯れますが根茎で越冬、翌春には新芽を出してくれる手間いらずな草です。
手間いらずと言っても数年間放置すると土中の微量・中量・多量成分を使い切ってヘタってしまうので少しずつ追肥は必要です。(*5)アクアフローラを敷き詰めると数万円かかってしまうので、数百円で数年間使えるマグァンプKなどで十分です。まぁ当面心配もないでしょう。
まずは何と言っても「ビオトープの華」花が綺麗なアサザをセンタープラントにしました。基本的には無性生殖(栄養増殖)で増えますが実生は難しく(*6)特殊な発芽システムを持っている植物です。花は一日花で朝開花し午後遅くには萎んでしまうのですが、フリルのような花弁が美しく複数個が一度に開花すると狭い睡蓮鉢でも見ごたえがあります。
水面で綺麗な花が楽しめるようにもう一種、ヒシモドキ。これも強烈な個性を持った植物です。(*7)昨年s.a.m.さんに頂いたのですが、水草を食い荒す害虫(*8)に完膚なきまでに食われてしまい、絶えてしまったと思っていましたが、注にあるように水面下で結実して復活してきました。
ハッカやミソハギなどの抽水植物はすべて鉢植にしてご用意したものを足場に乗せるだけで終了。こうしておかないと睡蓮鉢程度の「水域」でも植物同士の凄まじいバトルが始まって収拾がつかなくなってしまいます。

以上、こんな感じで植え付け&設置をいたしました。
目論見通りならアサザの黄色、ヒシモドキ、ハッカのピンク、ミズトラノオの紫、ミソハギのエンジに他種の白が彩りを添え、野生種の花畑が満喫できると思います。このへんは画像掲示板でご報告があることでしょう。
さて、生物ですが前回通りメダカとタニシを持参しようと思ったのですが、タニシはともかくメダカが不作。自宅睡蓮鉢には昨年合計で2〜300はいたと思ったのですが、異常に寒かった冬の影響?でしょうか、目視できたのは数十匹でした。近所の水路にも姿を見かけなかったので年によって濃淡があるのかも。そんなわけで有数のメダカキーパーfumirisuさんに支援をお願いいたしました。この場をお借りしてseabass3ともども御礼申し上げます。
余談ながらメダカには地域毎に「型」があります。(*9)個人で飼育する場合は飼いきる、飼いきれなくなったからと言って放流するのは厳に慎みたいものです。ちなみに肉食魚の餌用として安価に販売されているヒメダカや観賞用のシロメダカ等も「種」としては同一で容易に交雑しますので放流はしないで下さい。
今回使用した植物を一覧表に記載しておきます。s.a.m.さんに頂いたヒシモドキ以外はすべて採集増殖株です。もともと野草なので環境が適切であれば増殖してくれます。
増殖についてですがコアな植物マニアの間でも「濃い」と言われるグループ(また俺かい^^;)では有名な「プランタ」(*10)という雑誌があります。(一般書店では入手不可能)この88号に東京農大の宮本先生が執筆された記事で種子の拡散について述べられた面白い記事がありました。ご興味のある方はぜひご一読下さい。水生植物でも鳥に食べられる事で発芽率が上がる植物、ヒルムシロのように大部分を埋土種子として保険に回してしまう植物(発芽率2%と言われています)、アサザのように陸上で発芽する植物、発芽のみとっても一律ではなく面白いテーマです。水草関係ではない私の師(研究者)から、どんなにマイナーで小さな世界でもそれだけ没頭して研究すればすぐに世界一になれるというお言葉を賜りました。
水草の発芽について纏まったデータなどどこにも無いので我と思わん方は如何でしょうか?


Episode2 ヒル出現事件】
今回ご用意したアサザは私の睡蓮鉢のうち、ヒルやスネールやヤゴが跳梁跋扈する情け無用の無法地帯睡蓮鉢に植栽してあったものでした。私はそこで生態系が出来て生物種が増えれば嬉しい方なのでこのまま維持しています。ただ、ヤゴやスネールはともかくヒルが嫌いな方も居ることは重々承知。他人様にこの鉢の植物を差し上げる際には十分チェックをしていました。
ところが今回は時間があまり無く、体調が悪い期間が続いていましたので集中力も無くチェックが甘かったのでしょう。アサザを植えたseabass3が浮葉の上にちょこんと乗った赤茶色の生物を発見し、

これは何ですか?

とご下問がございました。そこには我が家で見慣れた1cmほどのヒルがヒル寝をしておりました。「あぁもうヒルっすね、ヒル飯にしますか」と何気に外に出しました。
こやつは血を吸うタイプではなく(ヒルで人間の血を吸うのはごく一部です)多少見かけが悪いという以外は悪さをしません。まだ少し出るかもしれませんが、愛すべき奴ですので私だと思って宜しくお願いいたします。

利助の野郎、また掲示板荒らしやがった!こうしてやる、ブチッ!

もし足りなければいつでも送りますので仰って下さい。近所の宅配便の受付の女性が私好みの美人で、一度「内容物 ヒル(蛭)」と書いて反応を見てみたい気が(汗)
以前家から30kmほど離れた川で水草採って車で帰宅、外の水道で足を洗おうとしたところ、スネに30ほどチスイビルが付いていたことがありました。一緒にドライブして来ました。「ライターの炎で炙って落す」これは通用しません。熱いのと毛並みの良いスネ毛が焦げるのと、被害の方が大きいです。手でつまんで捨てるが吉。山野草探している時に稀に見かけるヤマヒルはスピードが異様に速く、意思をもって襲ってきます。ご注意を。
真面目な話、どうしてもイヤ!という方に攻略法ですが、メダカを避難させた上でオイカワもしくはブルーギルを投入してみて下さい。両種ともヒルの天敵で綺麗に喰ってくれます。


【今回使用した植物のプロフィール】
画像 プロフィール
標準和名:アサザ
学名:Nymphoides peltata (Gmel.) O. Kuntze
ミツガシワ科アサザ属

自生種水生植物としては大型の黄花を付ける美しい水草。浮葉に鋸歯があることで開花期以外も他種と区別できる。
霞ヶ浦では再生のシンボル的な存在となっており、沿岸各地で植栽が進められている。霞ヶ浦で募金箱を見かけたらぜひ募金をお願いしたい<(__)>
標準和名:ヒシモドキ
学名:Trapella sinensis Oliver
ゴマ科ヒシモドキ属

開放花、閉鎖花を付け、閉鎖花痕に結実する変わった性質を持つ浮葉植物。環境省RDB絶滅危惧IA類(CR)に分類される掛け値なしの絶滅危惧種。
私はs.a.m.さんに頂いたものを維持しているが、入手することがあったら大切に育てて欲しい。ガシャモクやムジナモ同様に愛好家が種の維持に於いて最後の砦となる場合も多々ある。
標準和名:イヌタヌキモ
学名:Utricularia tenuicaulis Miki
タヌキモ科タヌキモ属

最も一般的なタヌキモ。他種と見分けが難しいが葉の分裂や殖芽の形状で区別する。捕虫嚢を多数付け美しい草体となる。
この草は地元で採集したものであるが、年々自生地が減っている模様。水槽でも育成可能。
標準和名:ヌマトラノオ
学名:Lysimachia fortunei Maxim.
サクラソウ科オカトラノオ属

湿地に自生するサクラソウ科の多年草。小さいが形の綺麗な白花を花穂に密集させる。属名から分かるようにリシマキアであるが水中化することはないと思われる。
水深がごく浅ければ水中からでも発芽する。ちなみに近縁種で陸上に自生するオカトラノオという種があり見かけはそっくり、花穂が下を向けばオカ、直立すればヌマ、と見分ける。両種交雑種と言われるイヌヌマトラノオという草もある。
標準和名:ミズトラノオ
学名:Eusteralis yatabeana (Makino) Murata
シソ科ミズトラノオ属

ミズネコノオと共に水槽用水草としても用いられる国産エウステラリス。紫の幻想的な花を付け野草とは思えない気品がある。
水槽では三輪生程度の見栄えのしない水草となるが、ミズネコノオは花が地味なわりに水中では豪華な草姿の水草となるのが面白い。両種とも水槽育成のキラーアイテムはアクアフローラ。
標準和名:ミソハギ
学名:Lythrum anceps (Koehne) Makino
ミソハギ科ミソハギ属

本科にはキカシグサ属(Rotala)やヒメミソハギ属(Ammannia)もあり、水草として馴染み深い。ミソハギ属(Lythrum)は水中からでも発芽するが、何気に畑地の縁などに植えられている陸上植物の色彩が強いグループ。鉢植えでも水切れさせなければ行けてしまう不思議な植物。経験上水中化は難しい。
標準和名:ハッカ
学名:Mentha arvensis L. var. piperascens Malinv.
シソ科ハッカ属

国産ハーブ。自生は水田や水路際で多少の湿り気があれば抽水である必要もない。四角い茎とアロマ、シソ科らしい植物。花はそこそこ綺麗だがこの植物を知らない方であれば、間違いなく見逃してしまうほど地味。
私の地元では水田畦際に多く、水田雑草としてセイタカタウコギやオモダカなどに混じり力強く生きている。
標準和名:コシロネ
学名:Lycopus ramosissimus Makino var. japonicus (Matsum. et Kudo) Kitam.
シソ科シロネ属

1mにもなるシロネに対し、2〜30cmにしかならない小型種のシロネ。葉の形状が面白く寄せ植え睡蓮鉢に面白い。
前々から探していたがまったく無くあきらめかけたところ、徒歩数分の水田脇に群落があるのを発見。分布に濃淡はあるようだが、見つけにくいだけなのかも。花は非常に地味。
     *分類及び学名はoNLINE植物アルバムを参照させていただきました。



◆おまけ◆

いよいよseabass3の水槽を晒す時が来たようです。なに?ダメ?仕方が無い、エビの写真でご勘弁下さい。seabass3の話によればエビが狙っているのは「水虫」というふざけた名前の珍しい生き物で、水槽を拝見していると真っ白な姿でヒラヒラ泳ぎ、なかなか風情のある生き物でした(汗)。
実は私はエビはまったく分かりません。ミナミヌマエビとスジエビ、テナガエビしか飼っていません。何が何やらサッパリです。なにしろ水草の鑑賞に邪魔なので水槽に入れる魚はメダカぐらいですので。しかしそんな私がなぜこのサイトに投稿しているのか不思議ですね。なぜだろう??
seabass3に水草差し上げたりすると「御礼にエビはどうですか」と仰って下さいますが、「要りません」とキッパリお断りしているほどです。どうだ、seabass3にエビをあげると言われて断れるのは私ぐらいのもんだろう!どんなもんだい。(続いて探検隊の原稿かかりますので飛ばして行きます^^;)
そんな私ですがこれだけのグレードのエビを維持するためのスキルが並々ならぬものであることは分かります。流石です。水草についてはあえて触れますまい。ネイチャーアクアリウムは「ネイチャー」ですので自然に任せる、これもまた真なりということで。放置などと言ってはいけませんぞ。さらにモスとミクロソという放置に耐える種が中心である等、目撃した事をWebサイト上で話してはいけませんぞ、分かりましたなfumirisuさん。という事で口止めしておきました。秘密は守りました>seabass3
この日は午後このサイトの別イベント(せっかく集まるのでプチ探検隊)もあったので、早々に辞去しseabass3、fumirisuさん、途中合流のことらさんと一緒に隊員諸氏の待つ集合場所に向かいました。
おじさん探検隊にGo!


Episode3 ことらさん遠回り事件】
今回実はアシスタントにことらさんが来られる予定でしたが、集合時間近くにお電話があり、時間を勘違いしたので遅れてしまう、ということでした。
正直かなりがっかりしました。何と言っても、

若く美しい女性の前で自分の得意技を披露する快感

は何物にも替えがたいですから(笑)。この気持ち、男ならいくつになっても分かるでしょう。ガキんちょの頃から勉強もしないでロックバンドでギター弾いていたのも「女の子にもてたい!」以外の理由はありません(キッパリ)。そのような理由でドラムを叩くseabass3、ベースを弾く武さん、ギターを弾くfumirisuさんという人もいますので私だけではないのでしょう。いままたRickenbacker360/12という12弦ギターが欲しくてたまらない、半世紀近く生きている親父がいることは秘密です。(特に奥さんには)

口では「すぐ来い!」と言いつつ到着を心待ちにしていましたが、合流できたのはseabass3、fumirisuさんとワタクシ、おじさん3人がショックのあまり無料サービスの海苔と卵をとり忘れた昼食の後、次の探検隊に向かう駅の改札でした。かえって遠回りをさせてしまい申し訳ない事をしました。
ちなみに昼食は事前にseabass3に「握りの松」をオーダーしてありましたが、いかなる手違いか待てど暮らせど到着いたしませんでした。仕方が無いので駅前の豪華レストランでことらさんを待ちつつ500円の定食を割り勘で頂きました。
そういう訳でしたので、ビオトープの作業ですが得意技を今更この2人に見せても仕方が無いと思い「はい、seabass3次はこれ!早く植えてね♪」と僭越ながら指図をさせて頂き、楽をさせて貰いました(汗)。


注釈
(*1)大麻仁副管理人を囲む会
2006年2月9日(木)に当サイトの副管理人、大麻仁さんが上京された際に開催された催し。
場所が新宿、集合場所はアクアフォレストというアクアのオフ会らしいセッティングで非常に参加したかったが、20時開始の会議のため集合場所にのみ顔を出させて頂いた。
アクアフォレストではseabass3にコリドラスで有名な、有名な・・・(名前忘れた^^ゞ)某氏や何やらの某氏をご紹介頂いたが忘れてしまった。まああまり買い物しない客なのでご容赦願いたい。(自分でも何書いているか分からないので突っ込まないように)
大麻仁さんは本文にある通り渋めで、ポップな杉山★さんと好対照であった。あと覚えているのはへんPさんがseabass3に聞いていた通りお美しい方だったこと、ひろしさんが無口だったこと・・・武さんとfumirisuさんはまぁいいや(爆)


(*2)ハンドメイド睡蓮鉢
seabass3のご母堂が可愛い息子のために焼いて下さったという逸品。残念ながら私の一族には陶芸を嗜む者がおらず羨ましい限り。
製作にあたっては、デザインしてくれればseabass家の家宝にするとお申し出頂いたが、家法により果報は寝て待つことになっており一族にデザイナーもいないので辞退させて頂いた。自慢じゃないが絵は下手、というか小学生の娘の方が上手い(汗)。


(*3)笠間、益子
言わずと知れた関東の焼き物名産地。茨城県笠間市、栃木県益子町にある。それぞれ笠間焼、益子焼として有名。優れた陶工も多く、巨大な売店もあるので好きな方にはたまらない。益子に行った際に踏切で列車待ちをしていたところ、いきなり蒸気機関車が通過した。車ごとタイムスリップしたかと驚いた記憶が(汗)。
子供達に「名前はなに?」と聞かれたがトーマスやジェームスではない、という程度しか知らないので「ヤエモンじゃねえか」と適当にレスったところ奥さんに失笑されてしまった。「どうしても乗りたい」というので終点まで追いかけて復路に乗せたが「乗っている途中、この辺で窓から手を振るから写真撮って」とか「益子で降りるから駅まで車まわして」など要求が厳しかった。
家では要求が厳しく、会社では仕事がハード、息抜きにこのサイトでイベントやれば撮影・原稿が待っている。いったい俺の人生どうなっているのかと思ったが、どうでも良い話を長々とすいません。


(*4)多年草
アクアサイトなので水草的に解説も。日本産の水草(と言うと語弊があるかな)キネレウム(ホシクサ)やリムノフィラ(キクモ、シソクサ)、エウステラリス(ミズネコノオ)等は一年草である。しかしながらその多くは史前帰化種という、稲作の伝来とともに渡って来たものであると言われている。
事実熱帯アジアには近似種がそれぞれ存在し、多年草となっている。個人的感想であるが水槽での水中育成に於いて多年草は容易、一年草は難しく、このあたりが「日本産の水草は気難しい」と言われる原因ではないか、と思われる。これはシソクサやミズネコノオを良くロストする私の言訳ではない(笑)。


(*5)水槽育成環境との違い
これも個人的持論なので「ふ〜ん」と聞いて頂きたい。水草自生地の環境は地下からの湧水がある場合が多く、土中に含まれる様々な成分を削り取った水が流れている。一方睡蓮鉢での育成は睡蓮鉢の底によって「大地のミネラル」とは切り離されており、同じ屋外でも環境はまったく違う。
水槽の場合には換水という要素があり、水道水の定期的な補給により期せずして各種成分を補給していることになる。この点は水槽で調子良く生長していた水草でも屋外でダメになってしまう事がある裏付けだと思う。


(*6)アサザの発芽
アサザは結実後岸辺に打ち寄せられ、陸上で発芽し春先の増水によって湖に還って行くことが知られている。アサザの植栽によって霞ヶ浦を浄化しようとするNPO法人アサザ基金による活動で実態が明確となり複数の研究者が理論付けを行った。
この事実により護岸による湖岸湿地の喪失や常陸川水門の締切による水位の安定が植生に与えている影響が分かって来た。


(*7)ヒシモドキの開花・結実
通常の植物は花の構造自体が結実に移行するものとなっているが、ヒシモドキの水面上に咲く開放花は結実しない。水面下に付ける閉鎖花が結実する。では何のための開放花かという点が謎なナイスな植物。一部の植物マニア(あっ俺もか^^;)間ではこの手のナイスな草を「変草(へんくさ)」と呼ぶ(爆)。
尚、変草マニアの王は盟友sonsi師(名簿No.1729)であることに間違いない。
という話ではなくて(^^ゞ浮葉がほぼ壊滅し枯れてしまったと思っていたが、水面下でしっかり結実して春に発芽してきた。発芽後の子葉は細長い葉を対生に付けた、まさに「双子葉植物」。絶えてしまったという頭があったので謎草であったが見事な双子葉なので、しばらく様子を見よう、そうしよう(汗)・・・と思ったら本種だった。


(*8)ミズメイガ
水草界の先人、山崎美津夫先生によって明らかにされた水草の天敵。いかなる訳か(水草があるからでしょうけど)2005年に我が家の睡蓮鉢に飛来し、浮葉植物に壊滅的被害をもたらした。
手口は浮葉を2枚切り取り、ネバネバで貼り合わせて中で昼寝する。夜にもぞもぞ出て来て浮葉を食いまくる、というもので詳細手口、画像及び顛末は私のサイトで恐縮であるが「悪夢のサンドイッチ」という記事にまとめてあるので被害に合われた方、ご興味がおありの方はご参照願いたい。
芋虫君のわりには生意気にも好みがあるようでヒルムシロ、ヒシモドキ、ヒツジグサの「ヒ」から始まる草が散々であった。アサザやガガブタは被害が軽かったので、ハ行の水草には注意を払いたい・・・もちろん冗談です(^^ゞ


(*9)メダカの「型」
メダカ(クロメダカ)は種としては同一であるが、遺伝子パターンの差異によって非常に細分化された各地方(場合によっては「逗子メダカ」など市町村レベルで)ごとに「型」が存在する。同じ種であるからという理由で移入すれば交雑が発生し、病気や水質に対する耐性、食性の違いなど型毎の差異が無くなってしまう。同一種であっても生物多様性の原則は守られるべき、との見解が一般的。


(*10)雑誌「プランタ」
私が知っている読者は私以外に藻草さん他数名。私は神戸大学の角野康郎先生のマニアなので、先生の書いたものなら請求書や落書きでも目を通したい(爆)ほどなので当然読んでいる。研成社という出版社が出しているが、一般の書店には置いていない。東京では淳久堂書店など大規模かつ、お客さんが全員自分より賢く思えるアカデミックな雰囲気の書店でのみ取扱っている。
尚、内容は生態学、植物生理学等のコアな論文風なので「水草水槽の作り方」とか「苔対策」などを期待してはいけない。いつの日か投稿してやろうと狙っている。原稿料は要りません・・・いやカメラの新作の時期なら少し下さい(汗)。



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